日本の人口は約1億2千8百万人、このうち、15歳から84歳までの年齢層は約1億1千万人います。
15歳から84歳までを特に選んだのは、特許や商標を考える最大幅が大体このくらいだと思えるからです。

つまり、日常的なレベルでの発明などを考えるとしたら、最大1億人くらいの人がライバルなのです。もちろん、日本だけで。

1億人を出し抜く、のは大変なことです。

実は今日も、ある商標出願の依頼がありました。調査したら、まったく同じネーミングがまったく同じ商品で既に登録されていました。4年前の出願でした。流行とは関係のない造語なので、偶然、同じ言葉を4年前に別の人が考えていたわけです。

偶然とは言いましたが、やはり、時代の要請のようなものが根底にあって、それが人々の思考に影響を与えているのでしょう。

今日のお客さんはとても独創力のある方ですが、それでも1億人を出し抜くのは大変なことです。

いいネーミングは1億人との競争です。事業を構想されている方は、よいネーミングを考えられたら早めに商標出願することをお勧めします。もう何年か早く出願していれば、そのネーミングが使えたのに、というケースは珍しいことではないのです。もちろん、特許でも同じことが言えます。

弊所では、あなたの起業や事業を知財や法律面でバックアップします。どうぞご遠慮なくご相談ください。

詳しくは、WIN国際特許事務所ホームページ
www.win-pat.jp
www.win-pat.net
をご覧ください。